「2歳新馬」(阪神5R・芝1800m)
3番人気の
ジークカイザー(牡、父ディープインパクト、栗東・池江)が1分49秒8のタイムで差し切り勝ち。道中は中団にポジションを取り、直線で外に持ち出されるとエンジン全開。先に抜け出した各馬をゴール前でしっかりとつかまえた。母は米GI・
バレリーナSの勝ち馬
ヒルダズパッション。一口クラブの募集馬として1億2000万円の値がつけられた期待の一頭が好発進を決めた。首差の2着は9番人気の
コスモスコルピウス、さらに首差の3着には4番人気の
ナムラヘイハチローが入った。
武幸は「正直もっと楽に勝てるかと思っていたが、レースぶりとしては百点満点。かなりの素質がある」と着差以上の強さを強調。「あとはイレ込みだけが心配」と、精神面が成長すれば飛躍できそうだ。