京都10R・万葉S(芝3000m)は、好位のインで脚をためた6番人気のマドリードカフェ(栗東・荒川)が、直線の攻防を制してV。2階級の格上挑戦を克服し、正月恒例のマラソンレースを制した。勝ちタイムは3分5秒9。首差の2着は5番人気のアドマイヤケルソ、さらに1馬身1/4差の3着には2番人気のネオブラックダイヤ。なお、1番人気のトゥインクルは5着に終わった。

　川島は「乗り手の言うことをよく聞いてくれて、出入りが激しくても掛からないのは強みだった。芝の長いところが合う」と会心の笑顔。荒川師は「落ち着いて走っていた。川島がうまく乗ってくれた」と鞍上をたたえた。