現地時間25日、米国競馬の5000勝ジョッキー、G.
スティーヴンス騎手(42)が
チャーチルダウンズで記者会見を開き、現役引退を発表した。現地時間26日に、米・
チャーチルダウンズ競馬場で行われる
ゴールデンロッドS(米G2)の
サバティーニ Sabatini(牝2、米・P.ビ
アンコーヌ厩舎)が最後の騎乗となる。今後はTelevision Games
Network(TVG)のレース解説者となる予定。
G.
スティーヴンス騎手は、これまでにケンタッキーダービー(米G1)を3度(88年
Winning Colors、95年サンダーガルチ、97年シルヴァーチャーム)制し、日本ではゴールデンフェザントで91年
ジャパンC(GI)を勝利。通算獲得賞金額は2億2100万ドル(約263億円)を超えている。97年に殿堂入りを果たし、今年度は通算5000勝を達成。また、03年に公開された映画「シービスケット」では俳優デビューを飾っていた。
同騎手は、99年にも故障を理由に引退を表明したが、約10ヶ月後に復帰している。