正攻法の競馬で快勝したロッテンマイヤー=京都競馬場
「3歳新馬」(京都6R・芝1800m)
名牝
ブエナビスタのめいがV発進。クロフネ産駒の
ロッテンマイヤー(栗東・池添学)が1分49秒2のタイムで1番人気に応えた。序盤は3頭横並びの外を先行する形だったが、直線で早々に先頭へ。右ステッキにしっかりと脚を伸ばし、追撃を楽に振り切った。祖母は95年阪神3歳牝馬Sの覇者
ビワハイジで、母アーデルハイトは異父姉
ブエナビスタをはじめ、きょうだいに異父妹
ジョワドヴィーヴル(11年阪神JF)などがズラリと並ぶ良血馬。今後の飛躍が楽しみだ。なお、1馬身1/4差の2着は祖母に01年エリザベス女王杯馬
トゥザヴィクトリーを持つ3番人気
ミッキーディナシー、さらに2馬身半差の3着には2番人気
ソムリエドヌールが入った。
フォーリーは「スタートが良過ぎて掛かったが、逃げ馬の後ろにつけてからは
リラックスしていた。器は大きそう」と称賛する。今後は桜花賞(4月10日・阪神、芝1600m)戦線への参入を目指していく。