休み明けを使われつ着順を上げ、今回が叩き4戦目。好調ゾーンに入ってきた
スーパームーンが美浦坂路で躍動した。AJCCに出走する僚馬
ルルーシュ(8歳オープン)を1馬身追走し、4F54秒5-39秒1-12秒4で併入。「いい動き。以前は続けて使えなかったが、最近は大丈夫」と、藤沢和師は体質強化に笑みを浮かべた。
コース適性にはひそかに自信ありだ。昨年は無念の除外。当舞台は初出走だが「前々から使いたいと思っていた」と早い段階から興味を示しており、待望の一戦と言える。14年のアルゼンチン共和国杯では3着に奮闘するなど、能力的にはここでも大差なし。「相手は強くなるけど、この馬も重賞で上位に来ている」と、タイトル奪取へ目を光らせた。
上昇ムードだ。
スズカデヴィアスは栗東坂路で
ラスカルトップ(7歳1000万下)と併せ馬。序盤からスムーズに加速し、全身を弾ませて力強い脚さばきを披露。4F52秒6-38秒6-12秒6のタイムできっちりと先着を決めた。橋田師は「気合も乗ってきたし、いい感じ。体がすごく良くなっている。距離もベストだと思うし、ハナが理想」と逃げ切りを期待した。