3日、中山競馬場で行われた葉牡丹賞(2歳500万下、芝2000m)は、D.ボニヤ騎手騎乗の2番人気ナイトレセプション(牡2、美浦・後藤由之厩舎)が、好位追走から直線抜け出し、追い込んできた圧倒的1番人気(単勝170円)のマチカネゲンジに1.3/4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは、芝2000mのJRA2歳レコードとなる1分59秒9(良)。さらにハナ差の3着には3番人気フラムドパシオンが入った。
勝ったナイトレセプションは、父エルコンドルパサー、母はJRA・5勝を挙げたミッドナイトボイス(その父ニホンピロウイナー)という血統。デビュー戦(函館・芝1200m)は3着に敗れたものの、2戦目(札幌・芝1500m)で後続に5馬身の差をつけ初勝利。前走の札幌2歳S(GIII)は後方から鋭い差し脚を見せ、アドマイヤムーン(牡2、栗東・松田博資厩舎)と0.4秒差の4着だった。通算成績4戦2勝。