ここでは力が違った。小倉10R・萌黄賞(芝1200m)は、3番人気の
バシレウスライオン(栗東・矢作)が快勝。中団のインから徐々にポジションを押し上げ、直線入り口では早くも先頭に躍り出る勢い。最内を突いて伸びた4番人気
ヒルダとの一騎打ちを制して、オープンでもまれてきた強みを存分に発揮した。勝ちタイムは1分8秒3。1馬身1/4差の2着は
ヒルダ、さらに1馬身1/4差の3着に5番人気の
バトルグランドリイ。1番人気の
ミスズスターは後方2番手から末脚に懸けたが、追い上げ及ばず8着に敗れた。
「内側が荒れている馬場でしたが、苦にせず走っていた。道中、スムーズに上がって行けたのが大きかった」と藤岡康は満足そうに話した。