大混戦の大阪城Sを制したテイエムイナズマ(左手前)=阪神競馬場
阪神11R・大阪城S(芝1800m)は、12年のデイリー杯2歳S覇者で8番人気の
テイエムイナズマ(栗東・福島)が約1年ぶりにV。4角5番手から早めに先頭へ躍り出ると、最後は4頭が横並びの大接戦を鼻差しのいだ。勝ちタイムは1分45秒2。2着は2番人気の
ハギノハイブリッド、さらに鼻差で14番人気
トラストワンが続いた。
古川は「折り合いがスムーズについて、手応え良く回って来られた。最後までよく辛抱してくれたね」とパートナーをたたえる。福島師も「10カ月ぶりのレースを一度叩いて馬が良くなっていた。外枠も良かったと思うが、好位から抜け出すこの馬のパターンがうまくはまったね。本当、上手に乗ってくれた」と久々の美酒に満面の笑みを浮かべた。