ダービーディスタンスで価値ある2勝目を挙げた。阪神9R・ゆきやなぎ賞(芝2400m)を制したのは2番人気の
ノーブルマーズ(栗東・宮本)。若駒S2着などオープンでも好走してきた地力を示した。7頭立ての一戦。注文通りにスローの逃げに持ち込み、直線では高倉の左ステッキに応えて粘り腰を発揮。2番手集団の追い比べから抜けてきた4番人気
ナムラヘイハチロー(2着)の追撃を首差しのいでゴールした。勝ちタイムは2分28秒8。さらに半馬身差の3着には1番人気の
リッチーリッチーが続いた。
高倉は「後ろからつつかれた方がいいと思ったのでハナへ。ただ、道中は物見をしたりと真面目に走っていませんでしたね。上のクラスで戦うには精神面の成長が必要」と課題を口にした。次走は青葉賞(4月30日・東京、芝2400m)を予定する。