3日、阪神競馬場で行われた大阪杯(4歳上・GII・芝2000m)は、2番手でレースを進めた横山典弘騎手騎乗の2番人気アンビシャス(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)が、直線で脚を伸ばして、逃げ粘る5番人気キタサンブラック(牡4、栗東・清水久詞厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒3(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気ショウナンパンドラ(牝5、栗東・高野友和厩舎)が入った。なお、1番人気ラブリーデイ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は4着、3番人気ヌーヴォレコルト(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)は6着に終わった。
勝ったアンビシャスは、父ディープインパクト、母カーニバルソング、その父エルコンドルパサーという血統。これまでとはうってかわっての先行策で見事5頭のGI馬を破り、昨年のラジオNIKKEI賞以来となる重賞2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆アンビシャス(牡4)
騎手:横山典弘
厩舎:栗東・音無秀孝
父:ディープインパクト
母:カーニバルソング
母父:エルコンドルパサー
馬主:近藤英子
生産者:辻牧場
通算成績:10戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2015年ラジオNIKKEI賞(GIII)