企画展『引退馬の余生を考えよう』福島競馬場で開催

2016年04月08日 11:40

福島競馬開催中の4月9日〜24日、企画展『引退馬の余生を考えよう』が開催

 明日4月9日(土)から4月24日(日)までの競馬開催日全日、福島競馬場で企画展『引退馬の余生を考えよう』が開催される。

 この企画展は、シャドウゲイトなどでお馴染みの馬主・飯塚知一氏を代表とし、「認定NPO法人 引退馬協会」、角居勝彦調教師主催の「一般財団法人ホースコミュニティ」、北海道新ひだか町の養老牧場「Rolling Eggs Club」の各団体で構成された「引退馬の余生を考える会」が主催し、馬主、調教師などの競馬関係者や引退馬を繋養する団体、そしてファンによる引退馬支援などの活動をはじめ、引退馬たちの近況をパネルで紹介する形となっている。

 また被災地・福島競馬場での開催ということもあり、特別展示「東日本大震災の被災馬たち」では、被災した馬たちへの支援活動の内容や、疎開先から福島県の相双地区に戻ったグラスワールド、マーベラスタイマー、メイショウムネノリ、メジロマイヤーが紹介されている。

 命懸けで走る競走馬たちの姿は、ファンに感動を与え、楽しませてくれる。だが引退後した元競走馬たちが命を繋いでいくには、厳しい現実があるのも事実だ。この機会に企画展に足を運び、引退馬の現状を知り、その余生について考える時間を持ってみてはいかがだろう。

■展示場所
JRA福島競馬場 2階南口広場

■開催日時
2016年4月9日(土)〜4月24日(日)の競馬開催日全日

■展示馬
ロイヤルタッチ、ワコーチカコ、ウイニングチケット、ヒシマサル、ヒシミラクル、デュークグランプリ、ツルマルツヨシ、ビッグゴールド、ニッポーテイオー、テンジンショウグン、グランスクセー、ビコーペガサス、トウショウフェノマ、ナイスネイチャ、エイシンバーリン、サクセスブロッケン、トウショウシロッコ、NPO法人ホーストラスト所属の馬たち(※展示馬は変更になる場合がございます)

■活動紹介
引退馬の余生を考える会、認定NPO法人引退馬協会、一般財団法人ホースコミュニティ、Rolling Eggs Club、引退馬連絡会、やまざき拓味、楯岡由紀、Japan Studbook、ダーレージャパン(株)、引退馬キャリア支援「Thanks Horse Project」

■特別展示
東日本大震災の被災馬たち

■主催
「引退馬の余生を考える会」
代表 飯塚知一
参加団体 認定NPO法人引退馬協会、一般財団法人ホースコミュニティ、Rolling Eggs Club
後援 ダーレー・ジャパン株式会社、一般社団法人新潟馬主協会、一般社団法人福島馬主協会

(文:佐々木祥恵)

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