京都競馬場に到着したブラウンラチェット(カメラ・山本 理貴)
◆第30回秋華賞・G1(10月19日、京都競馬場・芝2000メートル)=10月18日、京都競馬場
4度目のG1挑戦となる
ブラウンラチェット(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父
キズナ)は12時18分に京都競馬場に到着した。桜花賞は栗東滞在で調整していたため、レース前日の長距離輸送は2度目。名畑助手は「途中、事故渋滞はありましたが、それでもスムーズに来られました。到着してからどの程度カイバを食べてくれるかですね」とうなずいた。
3走前の阪神JFの際は、輸送で体重が10キロ減り、力が出せず16着に終わった。同助手は「カイバ食いがいいので452キロくらいで運べていると思います。思いつく対策はやりましたし、あとは輸送に慣れていれば。440キロ台で出したい」と見通しを語り、「追い切りの動きはかなりのもの。それが競馬の結果に現れてくれれば」と期待した。