10日、中山競馬場で行われた7R・2歳新馬(芝1600m)は、藤田伸二騎手騎乗の4番人気ウインミッション(牡2、美浦・堀宣行厩舎)が、逃げ粘る10番人気リワードフォンスを3/4馬身交わして優勝した。勝ちタイムは1分37秒5(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には9番人気マイネルネオスが入った。圧倒的1番人気(単勝180円)に推されたフェラーリセブンは直線伸びを欠き、3着から1.1/2馬身遅れた4着に敗れた。
勝ったウインミッションは、父アグネスタキオン、母アトラクト(その父Blushing Groom)という血統。半兄に91年ラジオたんぱ杯3歳S(GIII)を制したノーザンコンダクト(父ノーザンテースト)がいる。
中山6R・2歳新馬(ダート1800m)は、K.デザーモ騎手騎乗の3番人気サンワードピラー(牡2、美浦・小西一男厩舎)が、後方追走から徐々に進出し直線で脚を伸ばし、好位追走から先に抜け出した8番人気ベルモントアーサーに4馬身差つけ快勝した。勝ちタイムは1分57秒6(良)。さらに2馬身差の3着には4番人気セレスケイが入った。
勝ったサンワードピラーは、父スキャターザゴールド、母ヴォイスフロムヘヴン(その父Affirmed)という血統。スキャターザゴールド産駒は、スズカイエロー(牡2、美浦・伊藤圭三厩舎)に続き、JRA現2歳世代2頭目の勝ち上がりとなった。