11日、中山競馬場で行われた3R・2歳未勝利(芝2000m)は、池添謙一騎手騎乗の7番人気マルターズドラドラ(牡2、美浦・尾形充弘厩舎)が押し切って優勝。勝ちタイムは2分03秒5(良)。父Tiznow、母Doradoradora(その父Runaway Groom)という血統の米国産馬。04年キーンランド・セプテンバーセールにて27万5000ドルで取り引きされていた。通算成績3戦1勝。父Tiznowは、00、01年のブリーダーズCクラシックを連覇するなど米G1・4勝(重賞7勝)を挙げ、00年には米年度代表馬に選出された。現2歳世代が初年度産駒で、今回の勝利がJRA初勝利となった。
中山2R・2歳未勝利(ダート1800m)は、K.デザーモ騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)インテレット(牡2、美浦・萩原清厩舎)が先団を見ながらレースを進めると、直線アッサリ抜け出して快勝した。勝ちタイムは1分58秒0(良)。父アドマイヤベガ、母ボンヌシャンス(その父リアルシャダイ)という血統。従兄に02年マイルCS(GI)を制したトウカイポイントがいる。通算成績4戦1勝。
中山1R・2歳未勝利(ダート1200m)は、武豊騎手騎乗の2番人気フレッシュブラッド(牝2、美浦・尾形充弘厩舎)が逃げ切って優勝。勝ちタイムは1分13秒9(良)。父コマンダーインチーフ、母ワールドブラッド(その父シンボリルドルフ)という血統。従姉に97年NHKマイルC(GI)、98年モーリスドゲスト賞(仏G1)など重賞7勝のシーキングザパールがいる。通算成績7戦1勝。