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ウムブルフ=美浦坂路で4F73秒7-16秒2。レース間隔は詰まっているが活気は十分だ。橋本助手は「前走を使った後の反動はない」とうなずく。堀厩舎にとっては、昨年に続く2頭出しで挑む牡馬クラシック第1弾。1勝馬同士による抽選を突破したこちらも侮れない。
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ミッキーロケット=前走に続く中山への遠征とあって、イレ込むそぶりは見られない。「渋滞もなくスムーズでした」と橋本助手はうなずいた。ここ2戦で出遅れていることもあり、「枠は(偶数の)いいところ。あとはうまく好位から運べれば」とゲートをひとつのポイントに挙げた。
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ナムラシングン=昨秋から休みなく使われているが「具合自体はいいですよ。輸送も問題はなかったです」と平川厩務員は好調キープを力強く約束する。週初めの予報とは異なり、レース当日はほとんど雨が降らない見込み。「時計がかかった方がいいんだけど」と苦笑いだ。
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トーアライジン=中山には初参戦となる。落ち着きは十分で、輸送をうまくクリアした。「ええ、スムーズでしたよ」と岩崎助手の表情は明るい。ただ勝負に関しては控えめなトーンに終始。「ダートで勝った馬ですから。切れ味勝負にならない方がいいかな」と慎重な姿勢だった。
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サトノダイヤモンド=午後2時前に中山へ到着した。関東への長距離輸送は初めてだったが、「特に問題はなかった。いつも通り」と中沢助手。きさらぎ賞Vから2カ月半ぶりのレースになるが「張りは出てきた。やってみないと分からないが、順調に来たので」とレースを楽しみにした。
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リスペクトアース=美浦Wをキャンターで軽く1周。椎名厩務員は「自分の競馬ができればしぶとい。どこまで踏ん張れるかですよ」と積極的な競馬を示唆する。クラシック初参戦の石川とのコンビに「ジョッキーもやる気満々ですからね」とフレッシュな鞍上の手腕に期待を寄せた。