4月21日に青葉賞の1週前追い切りを行ったメートルダール(撮影:佐々木祥恵)
ダービー
トライアルの青葉賞(GII・芝2400m)に出走を予定している各馬が、20日(水)、21日(木)の両日に1週前追い切りを行った。追い切り後の関係者のコメント。
■4月20日(水)追い切り組
プロディガルサン(牡3・美浦・国枝栄)について、国枝調教師。
「一頓挫ありましたが、ダービーを目標に調整を進めています。今回は休み明けになりますが、乗り込んでいますし、順調に来ています。競馬に行ってどうかは何とも言えない面はありますが、体もしっかりしてきましたし気持ちの方も良い雰囲気ですよ」
アルカサル(牡3・美浦・大竹正博)について、大竹調教師。
「前走(水仙賞・500万下・1着)は、こちらが想像していた以上に動けたと思います。前走後は放牧に出て、帰厩してからも順調に調整できています。今週の追い切りは、動き自体問題ありませんし、前走と同じくらい良いと思います。中山でしか走っていないので東京がどうかはやってみないとわかりませんが、距離に関しては問題ないでしょう」
■4月21日(木)追い切り組
メートルダール(牡3・美浦・戸田博文)について、戸田調教師。
「共同通信杯(GIII・3着)後は短期放牧に出しました。牧場でケアしてもらって疲れを取って、リフレッシュしてこちらに戻ってきました。ここを目標にしっかり乗り込んで、順調に調整できています。今日は1週前なので強めにやりましたが、良い状態ですね。テンに置かれやすい馬なので、距離は長い方が追走は楽になると思います。乗り役はボウマン騎手です」
レーヴァテイン(牡3・美浦・堀宣行)について、橋本調教助手。
「前走(500万下・1着)は先着(1位入線の
ヴァンキッシュランが降着で2着)されたのは残念でしたが、
パトロールを見るとあれだけ外に張られて前に出られなかったのですから、仕方がなかったですね。2着馬も強かったので接戦になりましたが、結果的に勝てたことで一息入れられたのは良かったです。この馬自身、使いながら良化していると思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)