4月30日(土)に東京競馬場で行われる第23回青葉賞(GII・芝2400m)に出走する
アルカサル(牡3、美浦・大竹正博厩舎)について、追い切り後の大竹調教師のコメントは以下の通り。
「デビュー戦の段階では体に余裕がありましたし、追い切りも決して良くなかったので善戦してくれれば...と思っていました。ただ、実戦では兄(
ジェベルムーサ)のように向正面で捲るような競馬をして、迫られながらも勝ってくれました。2戦目(水仙賞)はペースが流れたこともあって、後ろからになりましたが、そこからエンジンをかけるとまた捲るような競馬で勝ってくれましたし、やはり期待以上でしたね。
休み明けを1回使って、体つきもシャープになってきました。前走時も追い切りはだいぶハードに攻めましたが、今回も相手が強化されますし、同じような流れでやってきました。デビュー前の調教の頃から比べると明らかに良くなってきました。(2400mに関しては)促していかないと進んで行かない脚質なので、プラスに働くと考えています。
目標はダービー、という思いですから、権利を取れる仕上げを。だからと言って仕上げすぎると(ダービーへの)お釣りが無くなってしまうので、そのあたりを考えながら仕上げてきました。一気にメンバーは強くなりますが、ポテンシャルは相当高いと思っていますし、それがちゃんと出てくるようなら、結果もついて来ると思っています」
(取材:大関隼)