浜中騎手が跨ってヴィクトリアマイルの1週前追い切りを行ったミッキークイーン(撮影:井内利彰)
前走阪神牝馬Sは後方から追い込んで2着だったミッキークイーン(栗東・池江泰寿厩舎)。この中間はノーザンファームしがらきに短期放牧に出ており、4月26日に栗東へ帰厩。今朝4日はヴィクトリアM(5月15日・東京芝1600m)に向けた1週前追い切りをCWで行っている。
レースでも騎乗予定の浜中俊騎手が跨って、サトノラーゼンを追走。3コーナーあたりから前を射程圏に入れつつ、4コーナーでほぼ並びかけるような形。外側には角居勝彦厩舎の3頭併せがいて、最後は自然と合流しての追い比べ。
鞍上に追われるとしっかり伸びてサトノラーゼンを突き放したが、角居厩舎のシャドウダンサーが食い下がる。それに反応して、もうひと伸びを見せて、最先着でのゴール。時計は6F81.8〜5F66.8〜4F52.6〜3F38.6〜1F11.7秒で、全体も速く、終いも速い。1週前追い切りとしては申し分のない負荷をかけた内容だった。
(取材・写真:井内利彰)