7歳のストレイトガールが圧勝でヴィクトリアマイル連覇達成(撮影:下野雄規)
15日、東京競馬場で行われたヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の7番人気
ストレイトガール(牝7、栗東・藤原英昭厩舎)が、直線で馬群の間から力強く抜け出し、最後は後方から脚を伸ばしてきた1番人気
ミッキークイーン(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒5(良)。
さらにハナ差の3着に2番人気
ショウナンパンドラ(牝5、栗東・高野友和厩舎)が入った。なお、3番人気
スマートレイアー(牝6、栗東・大久保龍志厩舎)は
ショウナンパンドラから1.1/4馬身差の4着に終わった。
勝った
ストレイトガールは、父フジキセキ、母ネヴァーピリオド、その父タイキシャトルという血統。昨年いっぱいでの引退を撤回して現役を続行したものの、今年初戦の阪神牝馬Sでは9着と惨敗していたが、ここで見事巻き返し昨年に続くヴィクトリアマイル連覇を達成した。7歳牝馬によるJRA・GI制覇は史上初の快挙。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ストレイトガール(牝7)
騎手:戸崎圭太
厩舎:栗東・藤原英昭
父:フジキセキ
母:ネヴァーピリオド
母父:タイキシャトル
馬主:廣崎利洋HD
生産者:岡本牧場
通算成績:31戦11勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2015年スプリンターズS(GI)
【戸崎圭太騎手のコメント】
前走から一叩きして良くなることを信じていましたが、それ以上のパフォーマンスを見せてくれて感激しています。素晴らしい手応えで、直線も短く感じるぐらいで余裕をもって追えました。(
ストレイトガールには)本当にありがとうという気持ちで一杯です。