6月8日に宝塚記念の2週前追い切りを行ったシュヴァルグラン(手前、撮影:井内利彰)
天皇賞(春)3着の後、ノーザンFしがらきに放牧に出されて、5月21日に栗東へ帰厩したシュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎)。その後は順調に追い切りを重ねているが、今朝8日は宝塚記念(6月26日・阪神芝2200m)に向けた2週前追い切りをCWで行っている。
シュヴァルグランが先頭で、その1秒後にジルダ、その1秒後にサラトガスピリットという隊列。最初にジルダが後ろから馬体を併せてきて、最後の直線での追い比べ。ここで遅れてしまい、更には最後方から追い上げてきたサラトガスピリットにも遅れをとった。
時計は6F84.5〜5F68.8〜4F54.0〜3F39.9〜1F13.6秒。数字を見ても、動きを見ても、決して評価できるものではないが、阪神大賞典にせよ、天皇賞(春)にせよ、2週前追い切りの段階では併せ馬で先行し、遅れるというのがパターン化している。よって、この内容を気にする必要はないが、来週以降の動きは気にしないといけないだろう。
(取材・写真:井内利彰)