宝塚記念ファン投票の中間発表で1位になっているキタサンブラック(撮影:井内利彰)
第57回宝塚記念(6月26日・阪神芝2200m)ファン投票の第2回中間発表において、1位になっているキタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎)。今朝8日はレースに向けた2週前追い切りを朝一番のCWで行っている。
黒岩悠騎手(レースは武豊騎手)が跨っての3頭併せ。ピットボスが先頭で、それに併せる形でマイネルレオーネ。この2頭を前方に見ながらの追走だったが、4コーナーではすでに前を射程圏。外を回るが、手応えが抜群で、2頭を早々に交わしにかかる。来週のユニコーンS(6月19日・東京ダート1600m)を予定しているピットボスが食い下がりかけたが、やっぱり置かれてしまって、最後は先着。
馬場の荒れていない時間帯とはいえ、時計の6F80.3〜5F65.1〜4F51.1〜3F37.8〜1F12.1秒は文句なしに速い。先週の時点でも動ける態勢は整っていたが、今週は機敏さが増した感じ。このまま順調に進めば、といったところだろう。
(取材・写真:井内利彰)