25日、名古屋競馬1Rで行われた3歳7組(ダ1400m)は、3コーナー入口で内をすくって先頭に立った丹羽克輝騎手騎乗の11番人気ニシキホーク(牡3、愛知・錦見勇夫厩舎)がそのまま押し切り、デビュー23戦目で初勝利を飾った。
2着には10番人気のアルビス(牡3、愛知・藤ケ崎一人厩舎)、3着には5番人気のフェアリオンアイス(牝3、愛知・井上哲厩舎)が入線。単勝1倍台のナムラフィクサー(牡3、愛知・宇都英樹厩舎)など人気馬が総崩れとなり、3連単388万7340円の大波乱となった。
勝ったニシキホークは父ホークビル、母ガルネリ、母の父ゼンノロブロイの血統。祖母のマックスキャンドゥは98年の報知杯4歳牝馬特別(現・フィリーズレビュー)、サンスポ杯4歳牝馬特別(現・フローラS)を制している。
昨年8月に当地でデビューを迎え、これまで5度の3着が最高だったが、今回は道中で仕掛けてハナに立つ積極果敢な作戦で、ついに初白星を飾った。通算成績は23戦1勝。