帝王賞連覇へ向けて調整を続けているホッコータルマエ(撮影:井内利彰、撮影日は6月14日)
ドバイワールドカップ9着後、早目に栗東へ入厩し、帝王賞(6月29日・大井ダート2000m)連覇へ向けて調整を続けているホッコータルマエ(栗東・西浦勝一厩舎)。今朝15日も先週と同じく、スキースクールを併せ馬のパートナーにして、坂路馬場での追い切りを行っている。
国分優作騎手(レースは幸英明騎手騎乗予定)が跨ったのは先週と同じだが、今週はホッコータルマエが先行する形。後ろからプレッシャーをかけられる展開だったが、だからといって行きたがるところもなく、自分のリズムで先行。最後は並びかけられそうになったが、きっちりとラップを速めて、一応僅かに先着してのゴール。
時計は4F53.1〜3F38.7〜2F24.9〜1F12.4秒とゴールに向かって加速ラップ。2週続けてしっかりと追い切ったあたりに状態の良さを感じる。レースまで2週間あるが、現時点ですでに出走態勢は整った感じ。あとは微調整をしながらレースに向けて調教していく感じではないだろうか。
(取材・写真:井内利彰)