「京都2歳S・G3」(29日、京都)
新馬-OP特別とデビュー2連勝中の
ウイナーズナイン。初戦は2番手から抜け出して初陣を飾ると、前走の芙蓉Sは中団からメンバー最速の上がりで差し切りV。レースセンスの高さがセールスポイントだ。1週前は栗東CWの併せ馬でビシッと追われ、状態面は申し分ない。ここも勝てば来春への期待が膨らむ。
インパクト大の勝ちっぷりでデビュー戦を快勝した
バルセシート。出遅れるも徐々にポジションを押し上げ、直線に向くと一気に後続を突き放して3馬身半差でV。半姉に19年阪神JF覇者
レシステンシアを持つ良血馬が素質の片りんを見せつけた。潜在能力の高さは折り紙つき。いきなりの重賞挑戦でも楽しみだ。
紫菊賞で惜しくも(2)着に敗れた
サトノアイボリー。3番手追走から勝ち馬との追い比べで首差遅れたが、最後までしぶとく食い下がって力は示した。母は12年ヴィクトリアマイルを制した
ホエールキャプチャ。将来性は十分で、クラシックロードに乗れる器だ。
サウジアラビアRC7着からの反撃を期す
アスクエジンバラ。1週前追い切りは栗東CWで6F83秒8-10秒9と切れ味鋭い動きで駆け抜けた。「千六では切れ負けしたので、中距離で改めて期待したい」と福永師。OP勝ちの実績があり、V争いに持ち込める。
京都の新馬戦を勝ち上がった
ジャスティンビスタ。2番手から直線入り口で先頭に立って後続の追い上げを退けた。折り合い面に不安はなく、直線でもうひと伸びする勝負根性もある。侮れない存在だ。