【宝塚記念】8歳ミロティック36戦目での悲願!G1制覇へ万全

2016年06月24日 06:59

 カレンミロティックが大舞台で古豪健在をアピールする(撮影・山口登)

「宝塚記念・G1」(26日、阪神)

 古豪健在だ。8歳せん馬カレンミロティックが、悲願のG1初Vを狙う。デビュー36戦目(海外1戦を含む)でのタイトル奪取となれば、要したキャリアは、84年のグレード制導入以降、50戦目のステイゴールド、39戦目のショウワモダンに次ぐ記録。天皇賞・春は4センチ差の2着と涙をのんだが、高阪助手は23日、「前走と同じくらい具合はいい。去年とは比べものにならないほど手先も軽い」と力強い。

 前走時は栗東坂路2本乗りを取り入れるなど、過去にないほど追い込んだ。「今回も先週の火曜と土曜に2本乗ったし、CWにも結構入れている。前回と同じようなメニューは消化できている」と胸を張る。前走直後は、反動が出た昨年の教訓を生かし、上がり運動前に水を体にかけてクールダウン。長距離戦を激走した疲れをケアできたからこそ、2戦続けて攻めの調整を貫けた。

 メジロライアン、マーベラスサンデーなど、大舞台で活躍してきた数々の実績馬が、G1初制覇を成し遂げてきたのが、この上半期のドリームレースだ。「アーネストリーもやね。今回のメンバーで勝てれば大きな勲章。何とか取らせたい」と同助手。一昨年2着、昨年13着に続く3年連続の参戦。ファンだけでなく関係者の夢も乗せ、まだ見ぬ栄光のゴールへとひた走る。

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