2022、23年にNARの年度代表馬に輝いた兵庫の
イグナイター(牡7歳・新子雅)が14日、引退して種牡馬入りすることを野田善己オーナーがXで発表した。「
イグナイター号を応援してくださった皆様へ御報告
イグナイターは昨日(13日)の南部杯を最後に現役を引退することに決めました いま残ってる力を昨日のレースで出しきってくれたと思います 彼らしい小細工のない勝ちにいく競馬をしての見事な敗戦で
イグナイターも僕も完全燃焼出来ました 負けましたがこれまでと違い清々しい気持ちです」と心の内を綴った。
そして「来年からは種牡馬としての戦いに舞台を移します 繋養先については既に決まってますのでまた御報告させていただきます」とした。
イグナイターは23年11月のJBCス
プリント(大井)でJRA勢を撃破してJpn1を初制覇。通算重賞勝利は9回で、兵庫県競馬が誇る英雄だった。最後のレースは13日の南部杯・Jpn1(盛岡)10着となった。
「引退式のほうも園田競馬場にて後日開いていただけます 日程決まれば御報告しますので競馬場での最後の姿観にきてやってもらえると幸いです」(原文まま)とファンに報告した。