ゼーヴィントが突き抜け重賞初制覇(撮影:下野雄規)
3日、福島競馬場で行われたラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)は、中団でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ゼーヴィント(牡3、美浦・木村哲也厩舎)が、直線で脚を伸ばして各馬を差し切り、最後は好位追走から渋太く伸びた9番人気ダイワドレッサー(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒0(良)。
さらにアタマ差の3着に5番人気アーバンキッド(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)が入った。なお、3番人気アップクォーク(牡3、美浦・中川公成厩舎)は4着、2番人気ブラックスピネル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は5着に終わった。
勝ったゼーヴィントは、父ディープインパクト、母シルキーラグーン、その父ブライアンズタイムという血統で、これが重賞初制覇。昨年のアンビシャスに続くディープインパクト産駒の連覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ゼーヴィント(牡3)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・木村哲也
父:ディープインパクト
母:シルキーラグーン
母父:ブライアンズタイム
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:6戦3勝(重賞1勝)