7月9日(土)・10日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、7日確定した。
今週は福島、中京、函館で計9鞍の2歳新馬戦が組まれており、土曜中京5Rには2009年の秋華賞馬で今年5月にこの世を去ったレッドディザイアの仔、ビッグディザイア(牡、栗東・松永幹夫厩舎・父キングカメハメハ)が鞍上C.ルメール騎手で登場する。
今週の新馬戦に出走する主な2歳馬は以下の通り。
※左から、馬名(性別、騎手・調教師、父馬)
◆7/9(土)
・福島5R(牝・芝1200m・16頭)
シュピールカルテ(牝、柴田大知・栗田徹・ロージズインメイ)…調教で良い動きを見せていて、仕上がりが良さそう。初戦から期待。
・中京5R(芝1600m・13頭)
ビッグディザイア(牡、C.ルメール・松永幹夫・キングカメハメハ)…母レッドディザイアは2009年の秋華賞馬で、ドバイのマクトゥームチャレンジラウンド3も制覇。今年5月20日に腹膜炎のため死亡した。
サングレーザー(牡、武豊・浅見秀一・ディープインパクト)…直前の追い切りは栗東坂路でラスト1ハロン12.7秒の好タイム。仕上がりが良さそうで、素質も高そう。
アルマバテーム(牝、幸英明・西浦勝一・エンパイアメーカー)…母ティコティコタックは2000年の秋華賞馬。
・中京6R(ダ1400m・15頭)
メイケイライジン(牡、C.ルメール・清水久詞・サウスヴィグラス)…直前の追い切りは栗東坂路で4F51.6秒、ラスト1F12.3秒の好タイムを出した。初戦から期待できそう。
・函館5R(芝1200m・8頭)
ラーナアズーラ(牝、柴山雄一・畠山吉宏・パイロ)…函館芝コースの追い切りでは3頭併せで良い動きを見せた。初戦から動けそう。
・函館6R(ダ1000m・9頭)
ソービック(牝、加藤祥太・杉浦宏昭・ネオユニヴァース)…フジキセキ産駒の半兄ツクバホクトオーは芝・ダートで4勝を挙げ、オープンで活躍した。
◆7/10(日)
・福島5R(芝1800m・14頭)
ヴァイスジーニー(牡、横山典弘・和田正道・Paddy O'Prado)…米国産馬。追い切りは馬なりで良い動きを見せた。乗り込まれて仕上がりが良さそうで、初戦から期待。
・福島6R(芝1200m・15頭)
キタノリツメイ(牝、江田照男・斎藤誠・アイルハヴアナザー)…アドマイヤムーン産駒の半兄ストーミーシーは今年のニュージーラントTで2着に入った。
・中京5R(芝1400m・12頭)
ピンクブリザード(牝、川田将雅・高野友和・ダイワメジャー)…ネオユニヴァース産駒の半兄ジュンヴァルカンは現在2連勝中。3走前には青葉賞を制したヴァンキッシュランと接戦を演じた。本馬は父ダイワメジャーで短距離で期待できそう。
・函館5R(芝1800m・9頭)
マイネルスフェーン(牡、吉田隼人・手塚貴久・ステイゴールド)…ブライアンズタイム産駒の半兄マイネルサクセサーは函館の未勝利、札幌のコスモス賞と連勝した。動きも良く、期待できそう。