6月19日の阪神芝1600mで逃げ切り勝ちを決めたエントリーチケット(撮影:井内利彰)
2歳戦の最初のオープン競走となる中京2歳S(7月23日・中京芝1600m)。6月19日の阪神芝1600mで逃げ切り勝ちを決めた
エントリーチケット(栗東・宮徹厩舎)は、前走後はここを目標に調整。中間はグリーン
ファーム甲南に短期放牧へ出され、7月6日に帰厩。今朝13日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した時間帯だったが、開門直後からしばらく時間が経った頭数の少ない頃に登坂。単走ということもあって、自分のペースを守って、4F54.4〜3F39.9〜2F26.1〜1F13.0秒。速い時計ではないものの、リズム重視でラスト1Fが最速になるラップを踏めた点は好印象を持てる。
阪神芝1400mで未勝利勝ちを決めた
タートルボウル産駒の
シーハリケーン(栗東・宮本博厩舎)も中京2歳Sを予定。こちらも坂路馬場で単走の追い切りだったが、4F54.1〜3F39.4〜2F25.7〜1F12.7秒。前走の最終追い切り時と同じ4F54.1秒だったが、ラスト1Fは1.1秒も詰めている。こちらも自分のリズムで走ることができれば、強さを発揮するというタイプなのかも知れないし、前走をフロック視できないだろう。
(取材・写真:井内利彰)