ジャスティンパレスが絶好の1枠1番を引き当てた。枠順を確認した山本助手は「スタート次第で楽しみが広がる枠だと思う」と明るい表情で語った。
過去10年で最内1番枠は【3・2・1・4】で複勝率60%は馬番別トップ。同じ1番枠から制した23年天皇賞・春以来のG1制覇に挑む。内枠3番だった前走の天皇賞・秋は直線内めから馬群を割って3着まで浮上。「しっかりスタートを決めれば前走のようにある程度、前めのポジションを取れると思うし、隣に
クロワデュノールがいるのもいい」。強敵をマークできる枠の並びも歓迎した。
追い切り翌日の木曜朝は厩舎周りの運動で体調を整えた。「久々だった前走から状態の上積みは感じる。絶好調やね」と力強い口調。前走で課題だったスタートも克服した。「長く脚を使えるのが強み。広い東京は合っているし何とかスタートを決めたい」と願った。
ディープインパクト産駒は12、13年に史上初となる連覇を飾った
ジェンティルドンナを筆頭に
ジャパンC4勝と好相性。昨年の
ジャスティンパレスは4番枠から5着だったが、さらに内の絶好枠ならVチャンスが膨らむ。