直線で内を突いて抜け出した田辺裕信騎手騎乗のストロングサウザーがタイムズアローに2馬身差をつけ優勝(撮影:武田 明彦)
18日、盛岡競馬場で行われた第20回マーキュリーC(GIII・3歳上・ダ2000m・1着賞金2300万円)は、先団の後ろでレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の2番人気ストロングサウザー(牡5、美浦・久保田貴士厩舎)が、直線で内を突いて抜け出し、最後は好位追走から渋太く伸びた9番人気タイムズアロー(牡8、船橋・川島正一厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒4(良)。
さらにハナ差の3着に5番人気マイネルバイカ(牡7、栗東・西村真幸厩舎)が入った。なお、連覇を狙った3番人気ユーロビート(セ7、大井・渡辺和雄厩舎)は4着、1番人気ケイアイレオーネ(牡6、大井・佐宗応和厩舎)は8着に終わった。
勝ったストロングサウザーは、父ハーツクライ、母エヴァンタイユ、その父Lear Fanという血統。今年2月の佐賀記念に続く重賞2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ストロングサウザー(牡5)
騎手:田辺裕信
厩舎:美浦・久保田貴士
父:ハーツクライ
母:エヴァンタイユ
母父:Lear Fan
馬主:村木篤
生産者:社台ファーム
通算成績:22戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年佐賀記念(GIII)