全兄に日経新春杯を勝ったカポーティスターがいる血統のレッドエレノア(撮影:佐々木祥恵)
今週、新潟でデビュー予定の注目馬5頭についての管理する各調教師のコメント。
■8月13日(土)
・新潟5R 芝1800m
レッドエレノア(牝2・美浦・木村哲也 父ハーツクライ 母サビアーレ 母父Capote)について、木村調教師。
「先週はフケの影響で動きがピリッとしませんでしたが、今週の動きはとても反応が良かったですね。飼い葉食いも良くて、気性も真面目です。新潟の外回りコースも合っているので、好レースできるでしょう」
オメガジェルベーラ(牡2・美浦・斎藤誠 父ジャングルポケット 母クインリーグレイス 母父スペシャルウィーク)について、斎藤調教師。
「ゲート試験後に1度リフレッシュ放牧に出して、態勢を整えて再入厩しました。ゲートも速い方ですし、仕上がり早なので、ここを目標にしてきました。速い脚はさほどないですが、長く良い脚を使うタイプです。同じ父を持つプランスシャルマン(牡3・スプリングS・GII・4着)とよく似ていますね。地力もありますし、乗り手に従順なので乗りやすく、良い競馬になると思います」
■8月14日(日)
・新潟5R 芝1600m
フローレスマジック(牝2・美浦・木村哲也 父ディープインパクト 母マジックストーム 母父Storm Cat)は、全姉にエリザベス女王杯(GI)に優勝したラキシスのいる血統で、素質も高いと評判だ。木村調教師のコメント。
「気持ちが入りやすい面がありますので、そのあたりを考慮して調整しています。期待が大きい馬ですし、良い結果を出さないといけないという気持ちですね」
・新潟6R ダ1800m
ウォーターメロン(牡2・美浦・新開幸一 父ワークフォース 母ユメノキズナ 母父ストラヴィンスキー)について、新開調教師。
「順調に稽古を積んできました。動きやフットワークを見てもパワータイプで、距離もこのくらいあった方が良さそうです。ゲートも速い方ですし、前向きさもありますので、初戦から力を出せるでしょう」
エピカリス(牡2・美浦・萩原清 父ゴールドアリュール 母スターペスミツコ 母父カーネギー)は半兄にGIIIを2勝(七夕賞、小倉記念)しているメイショウナルトがいる。萩原調教師のコメント。
「厩舎の期待馬でダートが向きそうな走りをしています。仕上がりもまずまず良いので、頑張ってほしいですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)