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中長距離の名脇役がマイルで重賞初制覇 01年のデイリー杯2歳Sを振り返る

2025年11月11日 08:30

デイリー杯2歳Sを制したファストタテヤマ(c)netkeiba

 00年代の中長距離戦線において欠かせない存在だったのがファストタテヤマだ。そんな個性派が重賞初制覇を果たしたのは意外にもマイル戦。8番人気の低評価を覆して勝利を収めた01年のデイリー杯2歳Sを振り返る。

 ファストタテヤマは父ダンスインザダーク、母メインゲスト、母の父ターゴワイスの血統。近親にはサクラバクシンオーやアンバーシャダイ、イブキマイカグラといったGI馬が並ぶ血統馬だった。01年9月に札幌でデビュー。初戦は2着、中1週の2戦目は3着だったが、そこから連闘で挑んだ3戦目で初勝利を手にした。ここで陣営は勝負手を打つ。休ませることなく栗東に戻し、中2週でデイリー杯2歳Sに参戦したのだ。

 フルゲートの16頭立てとなった一戦、上位人気には既に重賞やオープンで結果を出している馬が推された。そんな中、新馬を勝った直後のファストタテヤマは単勝28.2倍の8番人気だったが、実績を考えれば当然でもあった。ゲートが開き、道中は最後方から。安田康彦騎手は一か八か、直線にかける競馬を選択した。迎えた直線、ダンスインザダーク産駒の伏兵はグイグイと脚を伸ばした。そしてゴール寸前、逃げ粘るホーマンウイナーをハナ差捕らえてゴール。鮮やか過ぎる直線一気で重賞初制覇を果たしたのだった。

 この勝利がフロックでなかったことは、改めて言うまでもない。翌02年には京都新聞杯を制し、菊花賞でもヒシミラクルからハナ差の2着に健闘。その後も8歳まで中長距離のメインステージで戦い、名バイプレーヤーとして名を馳せたのだった。

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