18日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1400m)は、藤岡佑介騎手騎乗の5番人気ツルマルローズ(牝2、栗東・谷潔厩舎)が中団追走から直線伸び、先に抜け出した圧倒的1番人気(単勝160円)ギーニョとの叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分23秒8(良)。さらに5馬身離れた3着には10番人気マヤノテンザンが入った。
勝ったツルマルローズは、父クロフネ、母メモリーズオブロニー(その父Storm Cat)という血統。半兄にJRA現4勝のトーホウファイター(牡4、栗東・石坂正厩舎、父エルコンドルパサー)、半姉にJRA現3勝のツルマルオトメ(牝3、栗東・坂口正則厩舎、父タイキシャトル)がいる。
中京2R・2歳新馬(ダート1700m)は、中舘英二騎手騎乗の3番人気パッシングマーク(牡2、栗東・浅見秀一厩舎)が好位追走から直線外に持ち出すと、後方から脚を伸ばした7番人気ランナーズハイに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒1(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に2番人気ミロンガが入った。
勝ったパッシングマークは、父エルコンドルパサー、母サクラサクII(その父デインヒル)という血統。エルコンドルパサー産駒は、JRA現2歳世代では11頭目の勝ち上がりとなった。