サトノダイヤモンドが最後の1冠獲りに向け始動(写真は2016年きさらぎ賞優勝時)
2歳王者
リオンディーズの故障離脱は残念だったが、日本ダービー2着の
サトノダイヤモンド、同4着の
エアスピネルは問題なくエントリーしてきた。春のクラシック上位馬がここでも力を示すか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■9/25(日) 神戸新聞杯(3歳・牡牝・GII・阪神芝2400m)
サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は皐月賞で3着、日本ダービーでハナ差2着と、世代トップクラスの力を示すも春は無冠に終わった。凱旋門賞挑戦のプランもあったが、今秋は国内にとどまり菊花賞を目標にここから始動する。最後の1冠獲りに向けて、皐月賞馬・ダービー馬がともに不在のここは負けられない。
エアスピネル(牡3、栗東・笹田和秀厩舎)は皐月賞・日本ダービーでともに4着。春の時点では
サトノダイヤモンドら両レースの上位馬とやや力差があるのは否めなかったが、秋初戦からの連勝でGI制覇を果たした母のように、夏を越しての成長で逆転することができるか。
その他、調教では僚馬
エアスピネルを上回る動きを見せている
レッドエルディスト(牡3、栗東・笹田和秀厩舎)、古馬相手の1000万条件を勝ってきた
ナムラシングン(牡3、栗東・高野友和厩舎)・
ミッキーロケット(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、前走惨敗も距離適性のある
カフジプリンス(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)なども菊花賞の出走権を狙う。発走は15時35分。