レッドファルクスが直線で脚を伸ばしGI初制覇(撮影:下野雄規)
2日、中山競馬場で行われたスプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)は、中団でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の3番人気
レッドファルクス(牡5、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、逃げ粘る2番人気
ミッキーアイル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)を捕らえ、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分7秒6(良)。
さらにクビ差の3着に9番人気
ソルヴェイグ(牝3、栗東・鮫島一歩厩舎)が入った。なお、1番人気
ビッグアーサー(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)は直線で行き場を完全になくしてしまい、12着に終わった。
勝った
レッドファルクスは、父スウェプトオーヴァーボード、母ベルモット、その父サンデーサイレンスという血統。重賞初制覇を果たしたCBC賞に続く連勝で、見事ス
プリント界の頂点に立った。なお、同馬は本レースを含め1200m戦では芝3戦3勝、ダート1戦1勝と無敗。
【勝ち馬プロフィール】
◆
レッドファルクス(牡5)
騎手:M.デムーロ
厩舎:美浦・尾関知人
父:スウェプトオーヴァーボード
母:ベルモット
母父:サンデーサイレンス
馬主:東京ホースレーシング
生産者:社台
ファーム
通算成績:18戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年CBC賞(GIII)
【M.デムーロ騎手のコメント】
返し馬からずっと落ち着いていて、レースもスタートから良かったです。久々だった上に、ズブい馬ですが、直線でも最後まで伸びてくれました。白い馬は元々大好きですが(笑)、とてもおとなしくて賢く、レースでもいつも頑張ってくれる馬です。凄く嬉しいです。