兄サトノノブレスに続く重賞ウイナーの期待がかかるクライムメジャー(写真は2016年新馬優勝時)
今年からGIIIの格付けがついたサウジアラビアロイヤルC。素質馬は揃っているものの、抜けた存在はおらず混戦模様のレースと言えそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/8(土) サウジアラビアロイヤルC(2歳・GIII・東京芝1600m)
クライムメジャー(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)は中京の新馬戦を勝利。終始外を回る競馬で、直線でもモタれる場面がありながらの完勝だった。2着に負かした馬も次の未勝利戦で勝ち上がっており、素質はかなりのものがありそう。兄サトノノブレスに続く重賞ウイナーとなれるか。
ダンビュライト(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)は評判馬が揃っていた新馬戦で5馬身差圧勝。不良馬場でのものなので、馬場状態が良くなった時にどうなるかという点はあるが、高い素質がなければあれだけのパフォーマンスはできないだろう。ルーラーシップ産駒初の重賞制覇の期待がかかる。
その他、函館2歳Sで大きく出遅れながらも6着まで追い上げたバリンジャー(牡2、美浦・奥村武厩舎)、決め手上位のブレスジャーニー(牡2、美浦・本間忍厩舎)、未勝利勝ちの内容が良かったロジムーン(牡2、美浦・萩原清厩舎)なども重賞初制覇を狙う。発走は15時45分。