25日、阪神競馬場で行われた6R・2歳500万下(芝1600m)は、池添謙一騎手騎乗の6番人気シェルズレイ(牝2、栗東・松田国英厩舎)が、道中は2番手を追走し3角で早めに先頭に立つと、直線内から伸びた2番人気ドラゴンウェルズの追撃を1/2馬身振り切り優勝した。勝ちタイムは1分35秒7(良)。圧倒的1番人気(単勝130円)に支持されたフサイチパンドラは、4角手前からまくり気味にポジションを上げたものの直線伸びを欠き、1.3/4馬身差の3着に敗れた。
勝ったシェルズレイは、父クロフネ、母は00年ファンタジーS(GIII)3着のオイスターチケット(その父ウイニングチケット)という血統。半兄にJRA現2勝のダブルティンパニー(牡3、栗東・松田国英厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。10月のデビュー戦(阪神・1600m)は7着、2戦目(京都・芝1600m)を2着とすると、続く同条件の未勝利戦では、ハナ+ハナの接戦を制し初勝利を挙げた。前走は阪神ジュベナイルF(GI)に挑戦し、9着に敗れていた。通算成績5戦2勝。