コパノリッキーがレコードでV、GI・3連勝・8勝目を挙げた(撮影:高橋正和)
10日、盛岡競馬場で行われた第29回マイルチャンピオンシップ南部杯(GI・3歳上・ダ1600m・1着賞金4500万円)は、3番手でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の1番人気
コパノリッキー(牡6、栗東・村山明厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、本レース3連覇を狙った2番人気
ベストウォーリア(牡6、栗東・石坂正厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒5(稍重、レコード)。
さらに3馬身差の3着に4番人気
ホッコータルマエ(牡7、栗東・西浦勝一厩舎)が入った。なお、3番人気
アスカノロマン(牡5、栗東・川村禎彦厩舎)は
ホッコータルマエから1.1/2馬身差の4着に終わった。
勝った
コパノリッキーは、父ゴールドアリュール、母コパノニキータ、その父ティンバーカントリーという血統。春のかしわ記念、帝王賞に続くGI・3連勝を決めた。GIタイトルはこれで8つ目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
コパノリッキー(牡6)
騎手:田辺裕信
厩舎:栗東・村山明
父:ゴールドアリュール
母:コパノニキータ
母父:ティンバーカントリー
馬主:小林祥晃
生産者:
ヤナガワ牧場
通算成績:24戦13勝(重賞10勝)
主な勝ち鞍:2014年フェブラリーS(GI)
【田辺裕信騎手のコメント】
ユタカさんが(同日の京都大賞典出走の)
キタサンブラックと被るということで、コパさん(小林祥晃氏)から声をかけていただいてから今日が待ち遠しかったです。2年ぶりにこの馬に乗りましたが、成長していて折り合い面の苦労はなく、いつでも追い出せる感じでした。結果を出せて良かったです。