2日、水沢競馬場で行われた金杯(3歳、ダート1600m、1着賞金300万円)は、菅原勲騎手騎乗の4番人気ブラックショコラ(牡3、岩手・千葉博厩舎)が、中団追走から徐々に進出し、ゴール前で逃げ粘る8番人気ミステリーゴットをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分44秒8(不良)。さらに1.3/4馬身差の3着には3番人気オウシュウクラウンが入った。
勝ったブラックショコラは、父ブラックホーク、母クインティアラ(その父リアルシャダイ)という血統。05年7月のデビュー戦(盛岡・芝1000m)は2着。3戦目で初勝利を挙げ、11月には中央に挑戦し、2歳500万下(東京・芝1400m)で11着に敗退。初のダート戦となった前走は、アタマ+4馬身差の3着に敗れていた。通算成績7戦3勝(重賞1勝、うちJRA1戦0勝)
現3歳世代が初年度産駒となるブラックホークは地方・中央通じて重賞初制覇となった。