サトノダイヤモンドの半妹リナーテ(写真は2016年新馬優勝時)
新馬勝ちの良血馬リナーテやタイセイスターリーに、無傷の3連勝を狙うジューヌエコール、ディーパワンサなど好メンバーが集結。勝ってGIに向かうのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/12(土) デイリー杯2歳S(2歳・GII・京都芝1600m)
リナーテ(牝2、栗東・須貝尚介厩舎)は半兄に菊花賞馬サトノダイヤモンドがいる良血馬。新馬戦は道中掛かる面を見せたものの、直線ではノーステッキで逃げ馬を捕らえて完勝した。素質はかなりのものがありそう。連勝で兄に続くことができるか。
タイセイスターリー(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)もミッキーアイルの半弟という良血馬。新馬戦では好位追走から余裕十分の勝ちっぷりを見せた。その2着馬も次の未勝利戦でキッチリと勝ち上がっており、素質は高そう。距離延長のここでも好走を期待したい。
ジューヌエコール(牝2、栗東・安田隆行厩舎)は新馬戦、ききょうSと無傷の2連勝。特にききょうSでは休み明けでプラス12キロだった上、スタートで出遅れて最後方からの競馬となりながらも差し切り勝ちを決めている。一気の3連勝で重賞制覇なるか。
その他、デビュー2連勝中のディーパワンサ(牝2、栗東・松下武士厩舎)、野路菊Sで3着のユノディエール(牡2、栗東・岡田稲男厩舎)、2勝を挙げているビーカーリー(牝2、栗東・西村真幸厩舎)、ここで唯一のディープインパクト産駒サングレーザー(牡2、栗東・浅見秀一厩舎)なども重賞初制覇を狙う。発走は15時45分。