5日、中山競馬場で行われたジュニアC(3歳OP、芝1600m)は、柴山雄一騎手騎乗の5番人気キンシャサノキセキ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、好スタートから逃げ込みを図った1番人気アドマイヤカリブをハナ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分33秒6(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には4番人気ダンスフォーウィンが入った。
勝ったキンシャサノキセキは、父フジキセキ、母ケルトシャーン Keltshaan(その父Pleasant Colony)という血統の豪国産馬。伯父にリュパン賞(仏G1)など仏重賞5勝を挙げた種牡馬グルームダンサーがいる。05年12月のデビュー戦(中山・芝1200m)は、2着に2.1/2馬身差をつけて快勝しており、これで2連勝となった。通算成績2戦2勝。
同馬はフジキセキが南半球にシャトル種牡馬として供用されていた際の産駒のため、外国産の扱いとなり、南半球産馬の負担重量(2kg減)で臨んでいた。