放牧に出て立て直し、京都ジャンプに臨むドリームセーリング(撮影:佐々木祥恵)
安定した飛越で堅実に走る
ドリームセーリング(牡9・美浦・田島俊明)だが、前走の小倉サマージャンプ(J・GIII)では8着とこの馬らしくないレースとなった。前走後は放牧に出て立て直して京都ジャンプS(J・GIII)に臨む同馬について、関係者に話を聞いた。
田島調教師。
「前走は小倉に運ぶ前はそうでもなかったのですが、向こうに運んでから体調も飛越も今ひとつで、ピリッとしないレースでしたね。前走後は放牧でリフレッシュしましたし、この馬の良い頃に戻ってきている感じです。
頭数が少ないのも走りやすいですね。1頭強いのはいますけど、普通に飛んできてくれればと思います。基本的には前に行った方がいいですけど、絶対行かなければダメというわけではないですよ。できれば良馬場でやりたいですね」
竹原啓二調教助手。
「夏場はあまり良くないですからね。冬場の方が調子が良い馬です。この馬の長所は丈夫で飛越がうまいところですね。安心して見ていられます。京都の三段飛びは経験していますし、うまくこなしてくれているので大丈夫でしょう」
(取材・写真:佐々木祥恵)