7日、中山競馬場で行われた5R・3歳新馬(芝2000m)は、D.バルジュー騎手騎乗の1番人気ブラックランナー(牡3、美浦・尾形充弘厩舎)が中団追走から直線外を伸び、連れて上がってきた5番人気コパノカチドキに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分04秒3(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には6番人気アイアムドラマが入った。
勝ったブラックランナーは、父クロフネ、母ビクトリアスズラン(その父サンデーサイレンス)という血統。クロフネ産駒は、JRA現3歳世代で13頭目の勝ち上がりとなった。鞍上のD.バルジュー騎手は今回の短期免許期間(1月5日〜2月26日)での初勝利を挙げた。
中山4R・3歳新馬(ダート1200m)は、後藤浩輝騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)ミルククラウン(牝3、美浦・加藤征弘厩舎)が、道中好位追走からから直線楽に抜け出し追い込んできた4番人気ユキノサンシャインに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分14秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着には6番人気トゥルービューティが入った。
勝ったミルククラウンは、父Mr.Greeley、母Sky Crown(その父Sky Classic)という血統の米国産馬。05年キーンランドエイプリルセールにおいて50万ドルで落札されていた。Mr.Greeley産駒は、JRA現3歳世代で初勝利となった。