22日、中山競馬場で行われた菜の花賞(3歳牝OP・芝1600m)は、藤田伸二騎手騎乗の5番人気{horse=2003102486:コイウタ}(牝3、美浦・奥平雅士厩舎)が道中好位追走から直線で脚を伸ばし、内を突いて早め先頭に立った4番人気ルビーレジェンドに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒3(稍重)。さらに2.1/2馬身差の3着には6番人気タイキクラリティが入った。
勝ったコイウタは、父フジキセキ、母ヴァイオレットラブ(その父ドクターデヴィアス)という血統。伯母に01年スワンS(GII)など重賞3勝を挙げたビハインドザマスク(父ホワイトマズル)がいる。昨年6月のデビュー戦は7着と敗れたが、2戦目の2歳未勝利、続くカンナS(OP)と連勝。次走の京王杯2歳S(GII)では勝ったデンシャミチ(牡3、栗東・田中章博厩舎)にタイム差無しの3着と健闘したが、前走の阪神ジュベナイルF(GI)では3番人気に推されながら6着に敗れていた。通算成績6戦3勝。