【秋華賞】エンブロイダリーが一族の名牝のリベンジ果たす SNSが祝福「ブエナビスタの忘れ物を届けた」

2025年10月19日 19:19

G1を6勝したブエナビスタ

◆第30回秋華賞・G1(10月19日、京都競馬場・芝2000メートル、良)

 牝馬3冠の最終戦は18頭で争われ、2番人気のエンブロイダリー(牝3歳、美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ)が快勝。ゴール前でエリカエクスプレスを差し切り、桜花賞との2冠に輝いた。クリストフ・ルメール騎手は、昨年のチェルヴィニアに続く連覇。17年ディアドラ、18年アーモンドアイに続く2度目の連覇となった。勝ちタイムは1分58秒3。

 桜花賞との2冠は98年ファレノプシス、01年テイエムオーシャン、07年ダイワスカーレットに続く4頭目となる。

 曽祖母のビワハイジを起点とし、数多くの活躍馬を送り出してきた母系。エンブロイダリーの祖母の姉はG1を6勝したブエナビスタ。牝馬3冠がかかっていた2009年の秋華賞では最後の直線で猛然と脚を伸ばしたが、レッドディザイアを差し切ることができず。2位入線も、4コーナーでブロードストリートの進路を妨害したとして3着に降着していた。

 エンブロイダリーの秋華賞での勝利にSNSでは「エンブロイダリーが近親ブエナビスタの忘れ物を届けた」「ブエナビスタがなしえなかったことを、直系のエンブロイダリーがなしえた」「近親のブエナビスタの秋華賞リベンジありがとう、そしておめでとう」「ブエナビスタで逃した秋華賞をここで獲ったか」「血が後押ししてくれたね」など、偉大な名牝を思い起こして祝福するコメントが相次いでいる。

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