蛯名正義騎手騎乗のタンタアレグリアが直線で抜け出し重賞初制覇(撮影:下野雄規)
22日、中山競馬場で行われたアメリカジョッキークラブC(4歳上・GII・芝2200m)は、中団の内でレースを進めた蛯名正義騎手騎乗の7番人気タンタアレグリア(牡5、美浦・国枝栄厩舎)が、直線で内から抜けて先頭に立ち、外から追いすがる1番人気ゼーヴィント(牡4、美浦・木村哲也厩舎)を1/2馬身振り切り優勝した。勝ちタイムは2分11秒9(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気ミライヘノツバサ(牡4、美浦・伊藤大士厩舎)が入った。なお、2番人気リアファル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は13着に終わった。また、4番人気シングウィズジョイ(牝5、栗東・友道康夫厩舎)は最後の直線で転倒、競走を中止した。
勝ったタンタアレグリアは、父ゼンノロブロイ、母タンタスエルテ、その父Stukaという血統。昨年5月の天皇賞・春(4着)以来のレースを見事勝利で飾り、初めての重賞タイトルを手にした。
【勝ち馬プロフィール】
◆タンタアレグリア(牡5)
騎手:蛯名正義
厩舎:美浦・国枝栄
父:ゼンノロブロイ
母:タンタスエルテ
母父:Stuka
馬主:G1レーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:14戦3勝(重賞1勝)