※騎手は想定。その他の登録馬=リンクスティップ54
「エリザベス女王杯・G1」(16日、京都)
G1・2勝を誇る
レガレイラがリベンジに臨む。唯一の3歳牝馬ながら断トツの1番人気に支持された昨年は、直線でスムーズさを欠いて5着という結果に終わった。しかし、続く有馬記念では直線外から豪脚を繰り出し、強豪牡馬勢を一蹴した。休み明け&大外枠の宝塚記念は11着と精彩を欠いたが、前走のオールカマーでは堂々とした勝ちっぷりで大舞台へ弾みをつけた。3つ目の
ビッグタイトル奪取へ、牝馬相手なら負けられない。
3歳勢からは秋華賞2着の
エリカエクスプレスが参戦。春のクラシックは不完全燃焼に終わり、秋初戦の京成杯AHも11着と惨敗。しかし、武豊との新コンビで挑んだ前走の秋華賞では、マイペースの逃げでゴール寸前まで粘り込み、健在をアピールした。これまでは折り合い面を課題としていたが、「追い切りでは折り合いがつくようになっている」と杉山晴師。引き続き武豊の心強い手綱で頂点を狙う。
同じく3歳の
パラディレーヌはオークス4着、秋華賞3着の実績。世代トップクラスの実力を示しており、ここでも力は通用するはずだ。重賞で連続2着中と充実一途の
ココナッツブラウンや、ルメールとのコンビで復活を目指す昨年の桜花賞馬
ステレンボッシュなども虎視たんたん。