雪中のウッドコースで京都記念の1週前追い切りを行ったマカヒキ(写真右、撮影:井内利彰)
1月7日にノーザンファームしがらきから栗東へ帰厩し、順調に追い切りを消化しているマカヒキ(栗東・友道康夫厩舎)。今朝2日は京都記念(2月12日・京都芝2200m)に向けた1週前追い切りをCWで行っている。
藤岡康太騎手(レースはR.ムーア騎手)が跨って、トリコロールブルー、アドマイヤトリプルを追走。6F標識地点では先頭から3秒ほど追いかける形。その差は少しずつ詰まっていく感じで、3コーナーでも2秒近い差があった。そこからコーナーでぐんと詰めていって、直線入口では完全に前を射程圏に入れる。
直線ではトリコロールブルーは余力十分、アドマイヤトリプルは追い出すといった感じで、それを楽な手応えで捕まえるマカヒキ。追い出されると、ぐんと伸びて、最後は大きく先着してゴール。時計は6F80.2〜5F65.5〜4F50.9〜3F37.4〜1F11.6秒とかなり速い。
見た目にもかなりしっかりとやった印象があっただけに、そのあたりを友道康夫調教師に聞くと「久々ですからね。1週前ですし、しっかりとやりました」とのこと。馬体を見ても無駄な部分はなく、休み明けとはいえ、かなり仕上がった状態での出走ということになりそうだ。
(取材・写真:井内利彰)