3連勝で重賞制覇を狙うアドマイヤミヤビ(写真は2016年百日草特別優勝時、撮影:下野雄規)
昨年は2歳女王メジャーエンブレムの圧倒的な1強だったクイーンC。今年は連勝中のアドマイヤミヤビや、良血馬フローレスマジック、阪神JFで3着のレーヌミノルなど素質馬が顔を揃えている。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/11(土) クイーンC(3歳・牝・GIII・東京芝1600m)
アドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道康夫厩舎)は新馬戦こそ2着だったものの、続く未勝利戦、百日草特別を連勝。特に百日草特別は2着のカデナが京都2歳Sを制し、3着のアウトライアーズも次戦のひいらぎ賞(500万)を勝っているように、レベルの高いレースだった。牝馬同士のここでも当然勝ち負けが期待される。
フローレスマジック(牝3、美浦・木村哲也厩舎)はラキシス、サトノアラジンの全妹という良血馬。重賞初挑戦のアルテミスSでは1/2馬身差の2着に敗れたが、勝ったリスグラシューは阪神JFでも2着に入っており、本馬も世代上位の能力を持っていることは明らか。クラシックに向けて、ここでしっかりと賞金を稼いでおきたいところだ。
レーヌミノル(牝3、栗東・本田優厩舎)は昨夏の小倉2歳Sを6馬身差で圧勝。その後も京王杯2歳Sで2着、阪神JFで3着と、距離延長に対応して上位争いできている。明け3歳初戦のここでも好走を期待したい。
その他、フェアリーSで2着のアエロリット(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)、アルテミスS大敗からの巻き返しを期すトーホウアイレス(牝3、美浦・田中清隆厩舎)、新馬戦を快勝したディープインパクト産駒ハナレイムーン(牝3、美浦・堀宣行厩舎)なども重賞制覇を狙う。発走は15時45分。